「左官」という言葉自体、あまり聞き慣れない言葉かと思います。
簡単に言うと、「壁」を作る技術です。
もともと「左官」とは、建物の壁や床、土壁などを、こてを使って塗り仕上げる業種のことを言います。

私たちはこの、「左官」を得意としています。左官は材料を水で練って使用する湿式工法のため、工期がやや長くなります。

また、熟練した左官職人が少なくなっていて、左官工事が減少する傾向にありますが、昨今の環境問題など、我々が直面している大きな問題に対して、珪藻土・土・漆喰などの自然素材を利用した塗り壁がもつ特徴が見直されて注目を浴びています。


1.火災に強い

 

左官で使用する素材自体が土などの燃えない材料を使用する為、火災を始めとする災害の予防に大きく貢献します。

2.調湿作用があり、結露しない

 

左官で施工した壁等は目では確認できないような小さな穴が無数にあり、それらが呼吸をするようにお部屋の湿度を調節します。

3.健康に良い

 

調湿効果があるので、部屋が結露せず、カビ・ダニが繁殖しにくい環境を維持できますので、アトピー・アレルギー予防になります。

4.地球環境を汚染しない

 

砂などの自然素材を使用する為、ホルムアルデヒドに代表される有害物質が発生しません。もちまえの調湿効果で、冷暖房効果も良く省エネ・省資源にも一役かいます。